施工時間:1時間~2時間~(ご自身でもメンテナンス可能です)

ここでは日頃のケアー(通常の洗車)では落ちない雨ジミ(イオンデポジット)の除去(メンテナンス方法)をご紹介いたします。

特にコーティング表面に張り付いた雨ジミ(イオンデポジット)は厄介です。犯人はズバリ水が乾いて残る残留物です。
一旦そのシミが強力に凸状態で付いてしまうと通常の洗車では落とすことが出来なくなります、条件が悪ければ3か月あたりから付き始める場合もあります。
付いたシミを放置するとやがてコーティングそのものにも影響してしまいコーティングの役割は短命に終わってしまうかもしれません。

ご紹介するスケールウォッシュはコーティングの上に付いた凸状の雨ジミ(イオンデポジット)を容易に落しコーティングを削る事無くそのまま残すことが出来る唯一のメンテナンス方法です。
コーティングの表面を綺麗に保つために欠かせないメンテナンスです。当店のコーティングでも他社のコーティングでも完全無機質なコーティングであれば施工可能です。

ボディーに付着した雨ジミ(イオンデポジット)を「スケールリムーバーライト」にて除去いたします。
除去することで撥水力が回復し洗車後の拭き上げも滑らかになります。

スケールウォッシュ施工手順

スケールリムーバーライトで凸状の雨ジミ(イオンデポジット)を簡単に除去できます。

雨染みが付いているとこの様にシミが残ります。

1.先ず砂ぼこり脂汚れなどを洗車します。


2.洗車後、スケールリムーバーライトを使用する前に水滴を拭き上げます。

※水滴は多少残ってもかまいませんが水滴が少ない方が効果的です。

スケールリムーバーライトを塗りこみます。

3.水で固く絞ったマイクロファイバークロス等にスケールリムーバーライトを適量取り出しシミが付いたパネルに縦横塗り込む感じでシミに反応させます。

4.シミに反応すると白く浮き上がり滑りも良くなります(シミが取れてる感じ)多少乾いても大丈夫ですが放置せずに別の水で固く絞ったクロスで拭き取ります。

シミが除去できるとこの様に水キレが良くなり撥水力も回復します。

5.拭き取り後も多少本液が残っている可能性がありますので最後は水をしっかり流して仕上げ拭きをして完成です。


※シミが除去できていない場合は繰り返し施工をしてみて下さい。それでも落ちない場合はコーティング層に入り込んでいますので磨きが作業が必要です。

完成

作業のポイント

  • まず最初は狭い範囲で試して下さい。
  • 日の当たらない場所で作業する。焦らず各パネル毎に行う。
  • ガラスなどに付かない様に注意する。
  • 濃色車ほど雨ジミは付きやすいのでよりこまめなメンテナンスを心掛けましょう。

樹脂、レンズ、ワイパーアーム等のシミも落すことが可能です。

エンブレム周りの黒ずみも簡単に除去できます。
※本液は水で中和されます。本液を残さず綺麗に拭き取れれば完成ですが、そのまま本液が残るとそれがシミの原因になりますので必ず最後は水で洗い流して仕上げ拭きするのが安心です。

使用上の注意点と対策

注意点

窓ガラスに本液が付くと撥水剤が取れます。
原液を付けて放置するとガラスそのものを侵す可能性があります。

対策

万が一ガラスに付着した場合はすぐに水拭きし撥水剤が取れた場合は再施工します。

注意点

サイドミラーのガラス面に本液が付くとシミになります。

対策

すぐに水拭きしシミになった場合は専用研磨剤で磨いて落します。

注意点

ルーフなどの施工の際、原液がルーフに残った状態で水を流すと窓ガラスに流れて撥水剤に影響が出る場合があります。

対策

必ず塗った本液剤を水で固く絞った綺麗なクロスで拭き取って水を流しましょう。
万が一撥水剤が取れた場合は再施工します。

注意点

無垢の金属、例えばブレーキキャリパー、素地のアルミに本液が付くと白くシミが出来る場合があります。

対策

奥深くシミが金属に入り込むと落すことが困難になります。
原液の付着放置は厳禁ですもし付いた時はすぐに水で洗い流しましょう。

注意点

欧州車等のモールなどに使用しているアルミはアルマイト加工していますが白く反応する場合もありますので注意が必要です。
エンブレムグリルのメッキ、ステンレスは問題御座いません。

対策

万が一白くシミが出来た場合はメタル用のコンパウンド(磨き剤)で磨いて落します。
アルミモール付近の塗り込みは避けた方が良いでしょう。少し触れた程度であればすぐに水拭きすれば問題ありません。

注意点

ソリッドカラー(クリアーのないカラー)或いは塗装の弱いボンネットの裏側などは目立たない場所でテストして使用して下さい。

対策

年式の古い車、塗装の劣化が激しい車には基本的には使用しない方が良いです。
万が一塗装に反応すると磨いて取る必要があります。

注意点

ナンバープレートの黒ずみ汚れも落とせますがムラになる場合があります。

対策

均一に仕上げる事が必要です。ムラになった場合回復させるのが困難になります。
施工するには少しテクニックが必要です。

スケールウォッシュ メンテナンス料金

初期に張り付いた雨ジミ(イオンデポジット)はこの作業で除去できますが、張り付いてから期間が経過すると 完全除去できず多少残るシミも出てきます。その場合はコーティング層を磨きトップコートの再施工が必要です。
1年に1~3回程度のメンテナンスが目安です。

ボディーサイズ

SS11,000
S11,000
M13,200
L15,400
LL17,600
3L22,000

※表示価格には消費税(10%)が含まれております。